読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

多事雑言

日常の出来事などについて、無責任に記述していきます。

人を売るための面接

IT業界は何を売るのか?

IT業界を知らない人は、パソコンのソフトだとかスマートフォンのアプリだとか

作ってるんでしょ?となり、アプリだとか売ってるんだと思われますが、

まあそれだけじゃなくて、サーバーなんてものを構築しメール送信したりとなると、

そのサーバーを構築・設定しどこかに設置したり、その設置したサーバのメンテナンスしたりとか、

技術を売っているんですね。

<---ここまでは割りと大きな会社がやる話。

-->ここからは中規模以下零細IT企業がやる話。

e-words.jp

といえば聞こえはいいんですが、要は人を売るわけです。

1人あたり60万円/月とかで。

で、「割りと大きな会社がやる話」が成り立つのです。

そこには発注者(いわゆる大きな会社)--元請け(大きな会社もあれば中堅企業もある)--

1次請け--2次請け--3次請け--・・・・みたいな構造が発生します。

私は今回2次請けぐらいであるプロジェクトで人を欲しているので面接に来て欲しいとなり

行ってきました。

1次請けとの面接

まずはこの1次請けの人が首を縦に降らないかぎり、プロジェクトに参加できません。

が、ここは同じ下請け同士、普段からお付き合いがあって信頼関係が成り立っている場合、

面接とは言いながらも、ほぼ顔合わせです。

経歴・・・一応見てます。その前に双方の営業がなんとなく見てるので、

そこまで問題にはなりません。

ここで落ちるのは余程の問題がある(ミスマッチ過ぎるなど)場合でしょう。

元請けとの面接

ここも1次請けがよいというのなら元請けとしては余程の問題がない限り通過することもあれば、

1次請けよりは厳しいチェックが入って落とされることもあります。

あるいは、スキル的にやや問題があることなどが分かると値引き交渉に利用されます。

が、赤字になっても実績を作ることが先決というような場合、

泣きながら値引きを受け入れることもあります。

 

そんな感じで日本のIT企業というのは、よくIT土方などと言われますが、

建設業の多重請負構造とほぼ同じです。

ところでエンジニアにはフリーで仕事をしている人がいます。

そういう人は、n次請けがどうしても人がいない時に、どこかから探してきて、

自社のエンジニアだとは言わないまでも、協力会社のエンジニアという形で参画させます。

ただ、上の会社が下請けが直接雇用しいることを優先することがあると参画のハードルがあがります。

 

フリーでやっている方は、流石に自分の腕一本でやっていくだけあって、

技術的には素晴らしい経歴をお持ちの方が多いのですが、

たまに社会人としてはどうなの?って人もいます。

 

いざ面接

1次請けとの形ばかりの面接が終わり、すぐ元請けとの面接がセットされました。

面接される商品は私とフリーの(というか今は無職の)エンジニアの2名。

元請けと1次請けの人で面接が始まりました。

 

フリーのエンジニアは、こう言っちゃ悪いけど本当に冴えないおっさんでした。

最初は緊張しているのかあまり目も合わさない感じでした。

何とも言えない違和感がありました。(*1)

1次請けとの面接ではこのおっさんは積極的に色々話してましたし、

話の順番も「じゃ私から」と言ってきました。

が、

元請けとの面接になったら態度が豹変。

お前が先に話せと・・・。

どうやら、ここが本命なので様子を伺いたかったのでしょう。

まあ、仕方ないので私が簡単に経歴とかこれまでの経験、スキルについて話をして、

面接者が質問して、こっちが答えて・・・という普通の面接という感じのことを一通りやり、

では「(フリーのエンジニア)さん、ご経歴を」となったら、

まあしゃべるしゃべる。

そんな細かいこと必要か?と思うほど、過去の武勇伝を色々話してくれました。

それでも先方は疑問点があったのか質問をしてきましたが、

これに対しても、これでもかと言わんばかり長話をしてくれました。

しかし私は(*1)の時点で違和感があったのです。

「この人、しゃべりたいことは延々としゃべるタイプだ。」

そして、

「話は長いが内容が薄い。

しかも質問に答えてない。

あるいは超長い前置きの後にちょろっと答えてるだけだ。」

と気が付きました。

うわー、これ面倒な人だなぁって思っていました。

そして、自分としては自分の部分はそんなに盛り上がらなかったし、

フリーエンジニアさんがよくない意味で盛り上げてたから、ここの仕事はないなって思ってました。

 

ちなみにフリーのエンジニアさん的には手応えはあったそうです。

「少なくとも私は落とされることはない!」

はっきりと断言してました。

でも、(*1)だったので、どうなんかな?まあ、あれだけ武勇伝語ったら採用なんかな?って思ったら、

 

不採用でした。

理由については知る由もないですが。

 

ちなみに私は採用でした。

まあ、あのフリーエンジニアさん面倒くさそうな人だから一緒には仕事したくないなって思ったのですが、

もともとは違うチームで考えていたので、最初からそれはなかったらしいですが。

 

という面接は大きなビル内の喫茶店とかで行われています。

大崎とか品川とか(だけじゃないけど)でスーツ姿の男性の待ち合わせを見たら、

そういう人達かもしれません。

 

ちなみにフリーエンジニアさんは、他にも何件も並行で案件の参画を希望していて、

面接を色んな所でやっていたそうです。

(もちろん職を得るために、常に並行で探すというのは当然です。)

 

そのフリーエンジニアさん曰く、フリーとして入るのはハードルが高いので、

どこかの会社に所属しつつフリーでやりたいんだそうな。(矛盾してる?)

で、そのどこかの会社には経歴書を送ったら「即契約したい!」と言われたそうな。

確かに、管理職としてバリバリやっていて(自己申告)、

役員からも直接指示されたりやり取りがあって(自己申告)、

非常に重宝されて(自己申告)、武勇伝(自己申告)もあるのでっていうので書類だけで決めたんですかね。

面接したらとらないだろうな・・・ってマジで思ったですよ。