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多事雑言

日常の出来事などについて、無責任に記述していきます。

三菱電機「強いものをより強く」で会社絶好調!【前編】 売上高過去最高! 利益率業界トップ!:PRESIDENT Online - プレジデント

president.jp

 

三菱電機といえば、2000年台前半は「地味」、「ジリ貧」とか

悪いイメージでしか語られていなかったと思う。

それがいつの間にか、絶好調な企業として語られている気がする。

 

あと、三菱電機といえば、パソコンも販売していたのだが、

そのコンセプトが先走りすぎてユーザーが付いていけないというイメージがあった。

例えば、

Pedion - Wikipedia

三菱、超薄型・軽量のA4サイズノートパソコン「Pedion(ペディオン)」

1997年時点で薄さ13mm。

MacBook Air - 技術仕様 - Apple(日本)によればMacBookAirは17mm。

ThinkPad X1 Carbon | 14型液晶搭載のプロフェッショナルユーザーに最適な軽量、薄型モデル| レノボジャパン

は16.45mmだとのこと。

そう考えたら、19年前のパソコンで13mmという厚さは驚異的だった。

当時実機を見たことがありますが、不安になるくらい薄かった。

もちろん薄ければよいわけではないが。

 

AMiTY - Wikipedia

これも1999年頃に実機を使っていたのだけど、意外とキーボードがよくて、

入力が捗ったので、よい印象があるパソコンだった。

こんな時代に既にA5サイズで持ち運びが非常に現実的な機種があったのだ。

 

http://www2.mind.co.jp/apricot/catalog/c3289-b.pdf

これは三菱電機のLS550。

パソコンとしてはあまり印象に残っていないのだが、

これに付属するキーボードが、別に特別な物でもないのだがなぜか打ちやすかった。

なぜか打ちやすいということで、周りにもこのキーボードを確保する人がいた。

 

ちなみに、なぜこんなに三菱電機のパソコンを使っているかというと、

単に三菱電機グループの会社で仕事をしていたからである。

 

それはどうでもいいのだが、三菱電機

パソコンや携帯電話といった事業からは撤退している。 

会社である。

パソコンは2000年には自社生産を止めOEMに切り替えたと思う。

どのくらいひどい状況だったかというと、価格面での競争に負けることが多く、

三菱電機の子会社や、三菱電機の製作所ですら他社のパソコンを入れていたほどだった。

(自社製品でなくても使ってよいというのもすごいけど。)

ただし、デスクトップの場合モニターだけ三菱製を買うことが多かった。

しかし、その割りと売れていたモニターからも撤退してしまったが・・・。

それもどうでもいいことだった。

 

パソコン、携帯電話だけでなく、家電もあまりうまくいっていなかったと聞いている。

2000年台始めの頃は、そりゃもう雰囲気も暗かった。

技術力はまああるのだが、商品開発と言う観点で訴求力が弱いと言われていた。

 

しかし、「事業選択と集中」がうまくいき、

産業メカトロニクスの分野でFA(ファクトリーオートメーション)の業績がよくなった辺りから、

社内の雰囲気も少し明るくなり、結構儲かったそうだ。

 

その「事業選択と集中」もよかったのだが、個人的によかったと思うのは、

コーポレートステートメントを「Changes for the Better」と変えたことだった。

この「Changes for the Better」。

英語としては「the + 最上級」が正しいはずなので「Changes for the Best」なのだろうが、

このBetterがよかった。

商品開発・改良・サービス提供において、これがBestと言ったらそこで止まってしまう。

常により良いものを提供し続けようという意味合いで「Better」なのだと聞いた記憶がある。

これは非常に感心した。

これがどこまで三菱電機グループに浸透したのか分からないが、

個人的には、経営層の思惑通り、当時アホ社員の私は簡単に感化されたので、

他の本当に優秀な人も、感化されたかもしれない。

 

それだけで業績が改善するわけではないと思うが、

ガツガツしてはないがよい物を提供するというための資源投入などが、

雰囲気も変えたし、結果として業績改善に繋がったのは、少しだけ中を見たので分かる気がする。

 

記事中で出てくるChanges for the Betterの小冊子は持っていないが、

社内ネットワークにChanges for the Betterを説明する特設サイトもあって、

まあ、これがよくできていた。

なぜChanges for the Betterなのかということを、かなり気合を入れて説明していた。

 

三菱というと、三菱自三菱重工でトラブルが発生して、

三菱自なんて、信頼回復なんて無理じゃないかと思うレベルだ。

三菱グループ三菱電機は目立たない会社だろう。

ただ、世の中見回すと、意外に三菱電機製品は多い。

例えば、電車の車内にある液晶ディスプレイの表示器。

これのシェアトップは三菱電機だ。

(小型のものは小糸製作所のパッとビジョンが多い。)

エレベーター・エスカレーター、東芝や日立もあるが国内シェアトップは三菱電機だ。

コンシューマ向けは弱くても、法人向けに強い会社なので、

油断さえしなければ、好調な業績を維持できるのではないだろうか。