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多事雑言

日常の出来事などについて、無責任に記述していきます。

ダウト~嘘つきオトコは誰?~のCMが気になる

男から甘い(?)言葉をささやかれたあと、「ダウト!」と宣言するCMである。

youtu.be

株式会社ボルテージという

 「恋愛と戦いのドラマ」をテーマとし、ケータイという最先端メディアをベースに人々を応援する感動コンテンツづくりを行っていきます。 

 

という会社なのだそうだ。

ストーリー

浮気していた彼氏を振って、婚活パーティーに参加したアナタ。

10人ものイケメンから次々とアプローチを受けて、久々のモテ期到来(ハート)(注:機種依存文字なので筆者がカタカナに変換)

けれど、謎の占い師から「10人のうち9人は嘘つきオトコ」という衝撃のお告げを受け-

10人のイケメンから嘘つきを見ぬいて理想の男に辿り着いた時、運命の恋がアナタを待っているー

 のだそうだ。

どんなCMなのか?

youtu.be

これがそのCMである。

女性が言い寄ってきた男に「ダウト!」と宣言するのである。

何が気になるのか?

まさに、女性が言い寄ってきた男に「ダウト!」と宣言するところだ。

これを性別を逆にして考えてみよう。

婚活パーティーに参加した男が、10人の美女から次々とアプローチを受ける。

しかしその中の9人は嘘つき女である。

これを見抜けということになるであろう。

つまり、婚活パーティーに来るような女性で積極的にアプローチする人は、

だいたい嘘つきだ!と疑えということだ。

 

もし、こんなCMがバンバン流れていたとしよう。

どんな理由かはともかく、婚活パーティーに何かの目的を持って参加したのであろう。

結婚できないことへの焦りがあるのかもしれない。

単に女性と知り合いたいという目的かもしれない。

 

どんな女性とめぐり合うかなどと言うことは私の関知するところではない。

そして、どんな目的で参加しようとも構わない。

しかし、恐らく婚活パーティーに参加する人同士は初対面の可能性が極めて高いだろう。

その初対面の人に、お告げを受けたからとはいえ、

いきなりこいつは嘘つきかもしれないと疑ってかからなければならないのだ。

こんなCMあったら女性としてはどう思いますか?

  • 婚活パーティーに参加する女性をばかにしているのか
  • 婚活パーティーに参加する女性になんという固定観念を植え付けるんだ
  • いや、婚活パーティーに参加するかどうかは関係なく女性をばかにしているのか
  • 女性は悪意しか持っていないと思っているのか

などと思わないだろうか?

 

おそらく、「ダウト」の逆バージョンを作り、同じCMで男女を入れ替えたら、

たちまち炎上し非難の嵐にならないだろうか。

それとも、女性はは男性に対して固定観念を持って疑いを持ってよいというメッセージを

誰もがテレビを見る時間帯に頻繁に流しても良いのだろうか?

相手が男性ならば何をやってもよいのだろうか?

男尊女卑の社会

最近、女性に対しては非常にデリケートに扱わないと世の批判にさらされる。

例えば、

netgeek.biz

「奥さんが旦那の趣味に付き合わされた挙句、帰りは運転なんて女性差別で酷い!!」

となるのだ。

近頃は「女尊男卑」の時代だ。

matome.naver.jp

には、男性を差別する例が載っている。

こんなの差別として取るに足らない小さなことではないかと言う人もいるかもしれない。

ここに載っている外国人の意見が全てではないし、外国人の意見が正しいというものでもないのは分かっている。

しかし、よく男女差別の撤廃を議論する時に「海外の事例では」と外国の事例を引き合いに出される。

アメリカ人は、女性専用車両について。

こんなに馬鹿げたものを見たのは
久しぶりだよ
(アメリカ・20歳)

 と言う。

他の事例についても否定的な考えが載っている。

例えば、今「女性専用車両」を廃止すると発表したら、

おそらく「女性が安心して電車にのることができなくなる」

「痴漢などの性犯罪に巻き込まれるおそれがある」などとして大きな反対意見が出るだろう。

私自身は、女性専用車両についてそれほど気にはしていないが、

他の車両より少し空いているようでうらやましいと思う程度だ。

 

 男女の身体の構造の違いに起因する扱いの違いなどは差別だとは言えない。

しかし、今はとにかく女性を差別していると解釈されればアウトという世の中だ。

しかし、女性を有利に扱うことを差別だとして大きな世論になることはない。

いや、「女性に有利だ」と言うこと自体が男性の器が小さいなどと言われる始末だ。

 

CMだからインパクトに残ればよい。

これも一理ある。

しかし、女性の扱いとして問題があることであっても、男性に同じ扱いをしても

問題はないと許容するというのは、これこそが男女差別ではないだろうか。